工事部 課長
17歳でこの業界に入って、35年になります。現在は培った技術や経験を活かして、コンクリート片が剥れ落ちないよう対策する剥落防止工事など、コンクリート構造物の補強・補修工事の施工管理を担当しています。現在は相鉄・東急線の日吉周辺の鉄道高架橋工事、さらに東急池上線の長原駅周辺の補修補強工事を担当。どちらも期間と予算をしっかり設けて達成させる大型プロジェクトであり、私たちが安心・安全のさらなる追求と社会インフラの維持継続に貢献しているという誇りをもって、日々の仕事に向き合っています。
施工は協力業者の職人さんと共に5、6人のチームでこなします。そのなかで施工管理の仕事は、職人の皆さんがスムーズに作業していけるよう工程を組む調整や段取りを行います。何より大切なのは安全に作業していただける環境作りです。「安全第一」を最も意識して、作業・指導することを心掛けています。職人=近寄りがたいという印象を持つ人もいると思いますが、当社がお願いしている業者の職人さんは人柄が暖かい人ばかり。年齢や上下関係なく、仲の良い現場で、休憩時間は談笑が絶えず、和気あいあいとしています。
業者さんと協力し、チームで力を合わせてモノをつくり上げていくことに大きなやりがいを感じることができると思います。当社では担当現場が異なっても、困ったときに助け合う社風があり、他の現場の進捗状況を皆が把握しています。フォローし合うことで遅滞・ミスなく仕事を進めることができていることが、トウケンテクノの施工の質を上げ、お客様の評価も上げているのだと自負しています。
昭和初期、まだ自分が生まれていない時代に作られたコンクリート構造物の内部を見て、劣化した部分を補修・補強し、丈夫で綺麗になった姿をまた一般のお客様に見てもらい、喜んでもらえる。はるか昔の施工された時代を思い描きながら、駅やトンネルの新しく価値ある歴史をつくりだす、壮大な仕事に携わっているのだと思います。社会的意義が高いこの仕事をぜひ、若い人に受け継いでもらいたいです。やる気と意欲あふれる人には能力アップする育成指導も万全。トウケンテクノでぜひ、明るい未来を切り拓いていきましょう。